みぞおち あたり が 痛い。 みぞおちに感じる違和感や圧迫感の原因は?

みぞおちを押すと痛い!この原因と病気の可能性について

みぞおち あたり が 痛い

胃がもたれて重く感じたり、みぞおちのあたりが痛くなったりした経験は、多くの方にあるでしょう。 そんなとき、ほとんどの方は、市販の胃腸薬などを飲んで対処しているのではないでしょうか。 それで症状が治まってしまえばいいのですが、軽く考えていると同じ症状をくり返すようになり、やがて慢性化することも少なくありません。 そうなると、食欲の減退、気分の落ち込み、睡眠障害などの症状が重なり、さらには痛みへの不安も加わって、仕事や家事に支障をきたすことになりかねません。 胃もたれやみぞおち痛は、以前は神経性胃炎とか慢性胃炎といわれ、原因がよく分からないまま「ストレスや疲れによるもの」とされてきました。 ところが胃炎とはいっても、病院で内視鏡検査を受けると、半数程度の人には潰瘍などによる炎症が見つかりません。 そうした場合、最近は「機能性ディスペプシア」と診断されることが多くなっています。 ちょっと難しそうな病名ですが、胃などの機能低下によって起こる不快な症状という意味です。 機能性ディスペプシアにはさまざまな症状がありますが、一般に、若い世代には痛みをともなう症状が多いのに対し、 中高年世代には胃もたれや膨満感が多くみられます。 それは加齢にともなって、胃の機能が低下するためです。 私たちが食事をすると、まず胃が拡張して食べた物を受け入れます。 続いて胃の筋肉が伸び縮みして、胃酸と食べた物を混ぜ合わせ、消化しながら十二指腸のほうへと運びます。 こうした胃の消化活動のどこかで障害が起こると、胃の中に滞留する時間が長くなったり、食べ物を受け入れにくくなったりして、胃もたれや膨満感が生じます。 加齢による胃の機能低下の場合、市販薬などで一時的に症状が改善されても、機能そのものが回復しているとは限りません。 そのため、 食べすぎや飲みすぎ、ストレスなどのちょっとしたことがきっかけで、症状をぶり返すことも多くなります。 胃もたれや軽い痛みくらいと安易に考えずに、早期受診と同時に、生活習慣(食事や運動、睡眠など)を見直してみることが大切です。 こんな症状に注意を 機能性ディスペプシアの代表的な症状には、次のようなものがあります。 胃のもたれ感 胃の筋肉運動(ぜん動運動)など全体的に機能が低下することで、食べた物の消化や移動に時間がかかるようになり、胃がもたれたり、重苦しく感じたりすることが多くなります。 早期飽満感 胃の拡張が遅れたり、十分に拡張しないと、食べ物を受け入れにくくなり、食べ始めてすぐにお腹がいっぱいになったと感じるようになります。 食べすぎによる飽満感とは違い、少ししか食べられない状態です。 みぞおち痛 胃や十二指腸の知覚過敏や胃の内圧の上昇などが原因で、食べた物や胃酸などの刺激によって、みぞおち付近に痛みを感じるようになります。 空腹時に痛みをくり返し感じる場合は、胃・十二指腸潰瘍の疑いもあります。 みぞおちの灼熱感 胃や十二指腸の知覚過敏などが原因で、みぞおち付近に熱く、焼けるような不快な症状がみられます。 これらの症状のうち胃もたれ感と早期飽満感は、機能性ディスペプシアの方の40~50%にみられるほど典型的な症状です。 ただし、4つの症状の原因には共通点も多いため、いくつかが同時に起こることも少なくありません。 たとえば、胃もたれがあると、胃の筋肉運動が長時間に及び、また食べ物や胃酸も長時間にわたって滞留します。 その結果、胃に分布する知覚神経が刺激を受けて過敏状態となり、みぞおちの痛みや灼熱感を感じやすくなります。 早期飽満の場合も、胃の内圧の過度の上昇が知覚過敏の誘因となることがあります。 胃や十二指腸が知覚過敏になると、それまで普通に食べていた食事量や食べ物の種類でも、痛みを起こしやすくなります。 また、胃酸の分泌が正常であっても、痛みが起こることもあります。 痛みは、日常生活に支障をきたす大きな要因なので、軽い胃もたれ程度の段階でも放置せずにきちんと対処する必要があります。 病院での機能性ディスペプシアの診断では、上記の4つの症状のうち1つ以上が最近3カ月間程度続いていることや、検査で潰瘍などほかの原因が見当たらないことが目安となります。 しかし、機能性ディスペプシアと診断された段階では、すでに慢性化している可能性が高いので、そうなる前に受診することが大切です。 ストレスが症状を悪化させる 機能性ディスペプシアでは、ストレスの影響も大きいことが知られています。 しかし、自分のストレスには気づきにくいため、知らないうちに症状を悪化させてしまいがちです。 実際に機能性ディスペプシアと診断された方には、仕事や人間関係などで長期間にわたってストレスをかかえ、うつ状態や不安状態になっているケースも少なくありません。 ストレスは、かつては胃もたれやみぞおち痛の主な原因とされていました。 しかし現在では、直接的な原因というよりも、症状を悪化させる要因と考えられています。 つまり、加齢などによる胃の機能低下があるところに、過度のストレスが加わると、胃の筋肉運動や消化機能がいっそう低下してしまうのです。 なぜストレスを受けると、胃などの消化器が影響を受けるのでしょうか。 私たちの脳はストレスを感じ取ると、ストレスホルモン(副腎皮質刺激ホルモンなど)の分泌をうながします。 それはストレスに負けないための生体反応なのですが、ストレスホルモンの分泌をうながす因子(副腎皮質刺激ホルモン放出因子)には、胃などの上部消化器の運動を抑制し、反対に大腸などの下部消化器の運動を活性化する作用があります。 こうした脳と腸との密接な関係を、「脳腸相関」といいます。 私たち自身はストレスを自覚していなくても、脳は生体維持のために敏感に反応し、その副作用として胃などの消化器の機能に影響を及ぼしています。 それだけに、軽い胃もたれなどの症状がみられたら、仕事や人間関係などで精神的な重荷を感じていないかどうか自分を見つめなおし、 症状を悪化させないうちに積極的にに取り組みましょう。 機能低下の原因となるほかの病気が見当たらない点では機能性ディスペプシアと同様なので、2つを総称して「機能性消化管障害」と呼ぶこともあります。 慢性化させないための予防法 胃もたれやみぞおち痛などの症状を慢性化させないためのポイントは、食事、運動、睡眠の3つに気を付けることです。 <食事> 次のことを守って、胃にやさしい食事を心がけましょう。 よく噛んで、ゆっくり食べる(唾液には消化作用があるので、よく噛んで、ゆっくり食べると、胃の負担が軽くなります)• 辛い物や脂っこいものをさける(香辛料は胃の知覚過敏を引き起こしやすく、脂質は消化・吸収に時間がかかり、胃への負担が大きくなります)• 腹八分目にする(食べすぎは、胃の消化リズムを乱す原因となります) <運動> 運動不足が続くと、胃の機能が低下し、胃もたれなどを起こしやすく、食欲も減退します。 また、運動はストレスを解消し、症状の悪化を防ぐ効果もあるので、適度の運動習慣をもつことが大切です。 有酸素運動(ウォーキング、軽いジョギング、自転車こぎなど)、筋肉運動(屈伸、腹筋、腕立て伏せなど)のどちらにも、ストレス解消効果があるので、自分が続けやすい運動を定期的(週に3回~4回)におこなうようにしましょう。 <睡眠> 睡眠不足が続くと、自律神経の乱れから消化機能が低下し、食欲の減退や胃もたれなどが起こりやすくなります。 昼間、太陽光を浴びると、睡眠物質のメラトニンが夜間に分泌され、眠りに入る助けとなります。 散歩程度でもいいので、室内に閉じこもらず、外出するようにしましょう。 こうした日常の注意のほかに、病院を受診するときに知っておくべきことがあります。 それは、 自分の症状を具体的に医師に伝えることです。 機能性ディスペプシアの場合、人によってさまざまな症状がみられるので、治療には消化促進薬のほかに消化管運動の改善薬、胃酸分泌の抑制薬、抗うつ薬・抗不安薬、漢方薬などが使われます。 適切な薬が処方されないと、「薬が効かない」といって治療を中断し、症状を悪化させることになりかねません。 受診時には、いつ頃からどんな症状がみられるのか、どんなときに痛くなるのかなどの基本情報のほかに、「自分にとって一番つらい症状は何か」をきちんと医師に伝え、理解してもらうことが大切です。

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みぞおち(鳩尾)とは?場所はどこ?ムカムカして気持ち悪い時考えられる原因は?

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今回の流れ• みぞおちと息苦しさの関係 みぞおちが苦しくなる時に考えられる原因は、いくつかあります。 特に重大な病気の可能性はなくても、放置しておけば、いずれ深刻な症状に変わる可能性もあります。 また、症状によっては、一刻も早く専門家の治療を受けることが望ましい場合もあります。 みぞおちのあたりには、胃があります。 そのため、胃の消化能力以上に食べ物や飲み物が胃に流れ込むと、胃酸が過剰に分泌されるために胃の表面を傷つけ、吐き気や痛み、重苦しさを感じることがあります。 痛みがひどい場合には、 ・胆石症 ・膵炎 の可能性もあります。 特に胆石症は、胆のう、胆のう管などで胆汁が固まり胆石ができることで、みぞおちに激しい痛みが出ます。 しかも、右肩に痛みが響く感じがした場合には、胆石症の可能性が高いので、早めに専門機関を受診するようにしましょう。 病院の検査で病気は見つからなかったのに、みぞおちの違和感が続く場合には、ストレスによって自律神経のバランスを崩していることが息苦しさの原因になっていると考えられます。 症状によっては、病院での治療が必要なものもありますから、まずは自分の症状を確認することが大切ですよ。 みぞおちの違和感の最大の原因はストレス 普段から悩み事があったり考え込む癖があってみぞおちの違和感が続く場合は、ストレスが原因にあると考えられます。 ストレスが体に負担をかけているときは、 自律神経のバランスを崩してしまいます。 実は、この自律神経というのは、ストレスに左右されやすい器官のひとつです。 自律神経には、交感神経と副交感神経の2つがあり、正常な場合には、この2つが交互にバランスよく体に作用します。 ところが、何らかの理由で自律神経に異常が現れると、どちらか片方の神経だけが強く働くので、結果として自律神経のバランスが崩れてしまうのです。 自律神経のバランスが崩れるストレスには、 ・イライラや不安・悲しみといった精神的なストレスだけでなく、温度や音といった外部環境などによる身体的ストレスも関係します。 ですから、高低差のある場所に移動したときや急激な温度の変化によっても、みぞおちのあたりが急に苦しくなることがあるのです。 そうですね。 ストレス社会といわれている現代では、うまくストレスと付き合う方法を自分で見つけることが、大切なことなんですよ。 みぞおちの息苦しさと過呼吸 みぞおちの辺りが息苦しくなる症状のひとつに、過呼吸(過換気症候群)という病気があります。 過呼吸は、体の中に取り入れた酸素の量と吐き出す二酸化炭素の量が、バランスを崩してしまうことによって起こります。 過呼吸の発作が起きると、息を吐き出す量が極端に減ってしまうため、血液中の二酸化炭素の量が減り、息苦しくなります。 通常は、10~30分ほどでこの症状が治まるのが一般的ですが、発作の最中は、 「このまま死んでしまうかもしれない」と思えるほどの息苦しさを感じることもあるので、こういった不安がよりいっそう心拍数を上げ、症状をひどくします。 過呼吸の発作を抑えるときの緊急対処法として、 袋などで口や鼻を防ぎ、強制的に二酸化炭素を体に取り込む方法を取ることがあります。 ただし、症状がひどい場合には、このような対処法をしても失神してしまうこともあります。 過呼吸そのものは、命の危険をもたらすような重大な病気ではありませんが、やはり自律神経のバランスを崩しているので、そのままの状態で放置していれば、いずれ深刻な病気に発展する可能性もあります。 そうですね。 過呼吸の発作によって後遺症が残るということはありませんが、やはり体への負担はありますので、早めに専門機関を受診することも大切ですね。 ストレスが原因でみぞおちが苦しくならないための対処法 ストレスとうまく付き合うといっても、仕事や学校などで日々忙しくしていると、わざわざストレス発散のための時間を作るということも、難しいかもしれません。 それなら、ストレスが原因でみぞおちが苦しくならないために、普段の生活の中でできる対処法を紹介しましょう。 眠っている時間がいくら長くても、体の疲れが取れず、いつもイライラした状態が続いていると、そのことが原因でみぞおちが苦しくなることがあります。 眠りのために必要なことは、3つあります。 まずは、眠りやすくするための 環境づくりをすることです。 気になる音があったり深いと感じる湿度であったりすると、自律神経が刺激され、バランスが悪くなってしまいます。 耳栓を使って音を遮ったり、除湿機を使って部屋の湿度を50%程度に保つといった方法をとることで、体と脳をリラックスさせ、ストレスを抱え込ませないようにする効果があります。 次が、 光。 光があると、人間の脳は無意識のうちに活動時間であると認識してしまいます。 そうすると、いくら眠っていても脳が動いた状態になるので、体の疲労はなくなりません。 最後が、 温度。 体は、熱すぎても寒すぎても、自律神経のバランスを崩します。 心拍数を一定にするには、血をさらさらとした状態にしてあげることも必要です。 そのためには、油っぽい食べ物をとりすぎたり、 味の濃い食事(甘すぎる・しょっぱすぎる等)は避けるようにしましょう。 また、食べ過ぎもみぞおち付近にある胃を刺激してしまうため、十分に注意が必要です。 腹八分目を心がけ、寝る前の食事を避けるなど、食事の仕方にも気をつけていきましょう。 ですが、そのことが原因で体に現れる症状としては、体に負担があるものばかりです。 周りに自分が抱えている不安や悩みを相談できる相手がいる場合はいいですが、そういった相手がいない時には、自分の思っていることをノートに書き出していくだけでも効果があります。 このときのポイントは、 とりあえず何も考えないことです。 後で読み返すことで原因を見つけるという方法もありますが、ストレスを解消することを目的としているときには、あまりそれはおすすめしません。 読み返すことで、せっかく吐き出したはずの感情が、また戻ってくる可能性があるからです。 ですから、とりあえず何も考えずに書き出してみましょう。 字じゃなくても、鉛筆でグルグルと円を書き続けるだけでもいいわけです。 そして、「もう飽きた」というところまできたら、さっさとノートを閉じて、どこか目の届かないところにしまってしまいましょう。 こうすれば、ストレスの原因から離れたことを、視覚的に確認することができるため、気持ちを落ち着かせることができます。 実は、体の中には、ストレスと戦ってくれる器官があります。 それが、副腎です。 副腎は、 ストレスと戦ってくれる副腎皮質ホルモンを分泌します。 この副腎皮質ホルモンを作るのに欠かせない栄養素がビタミン類です。 ほかにも、納豆や大豆・アサリなどに多く含まれるマグネシウムも、副腎をうまく働かせるためには欠かせない栄養素ですので、ストレスでみぞおちが息苦しいときには、積極的に食事のメニューとしてとりいれると、症状緩和に効果があります。

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放置は危険!みぞおちが痛い時に考えられる重大な病気とは

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みぞおちがとても痛くなる時ありますよね。 触ってみるとしこりのような物まである・・・。 これってもしかして腫瘍かも知れない、そんな不安に襲われることもあるでしょう。 みぞおちに発生してしまう腫瘍にはどの様な病気の可能性があり、危険性があるのかを見ていきましょう。 しこりは全てが悪性の物ではありませんし、勘違いの場合もあります。 みそおちの痛みやしこりについて詳しくご説明します!どの様なしこりや、症状が発生している場合に危険なのか、またしこりの症状を詳しく調べるためには何科の専門家がいる病院を受診すればいいのか、検査方法、病気の種類、治療法などについて総合的に紹介していきたいと思います。 みぞおちにいつの間にかしこりが発生してしまい、原因がわからない。 と言う人は是非参考にしてみてください。 病気は早期発見、早期治療が重要です。 しっかり対応して病気の重症化を回避していきましょう。 この記事の目次• みぞおちとは? みぞおちってよく聞きますけど意外と正確な場所を知らない人もいるかと思います。 みぞおちの正確な一についてまずはおさらいしていきましょう。 みぞおちはどこにあるのか みぞおちとは人間の腹部の上中央に位置し、少し窪んでいる場所のことを指します。 胸骨の丁度下で通常であれば胃がある場所です。 みぞおちの他にも「鳩尾(きゅうび)」「水月」「心窩(しんか)」とも呼ばれています。 肋骨の胸の部分にかけてちょうど溝のように繋がっている部分の指3本分くらい下の部分になります。 少し強めに押すと反射で筋肉が動いてしまうと思います。 苦しさも感じるようならそこがみぞおちになります。 みぞおちは 人間の急所と言われていて、軽く刺激を与えただけでもとても痛みを感じます。 強い刺激を与えると横隔膜の動きが停止してしまい、呼吸困難状態になることもあります。 なぜ急所と言われているのか ボクシングやムエタイなどの格闘技などで、よくみぞおちを狙いますよね。 それは人間の急所だからです。 みぞおちの奥には腹腔神経叢(ふっくうしんけいそう)がありそこには 沢山の交感神経が通っています。 腹腔神経叢は胃と肝臓の後ろに位置し、腎臓と大動脈に囲まれた横隔膜に張り付いている神経叢です。 腹腔神経叢には「肝神経叢」「脾神経叢(ひしんけいそう)」「胃神経叢」「膵神経叢(すいしんけいそう)」「副腎神経叢」が集まっており、更にそこから「腎神経叢」「精巣動脈神経叢or卵巣動脈神経叢」「上腸間膜動脈神経叢」「下腸間膜動脈神経叢」に分岐されます。 これだけ神経が集まっていればちょっとした刺激でも痛みを感じますよね。 みぞおちの痛みの原因 沢山の神経が通う場所ですし、胃や肝臓や腸など色々な臓器が隣接しています。 なので、 みぞおちの痛みだけでは病気を特定するのは難しいです。 日常生活が原因 ・ 食べ過ぎや飲みすぎによる痛み 暴飲暴食や辛い物により刺激を与えすぎるとみぞおちが痛む場合があります。 また毎日アルコールやタバコを適量超えして摂取していると、胃酸の分泌を促進してしまい胃の粘膜を傷つけてしまい痛みが発生します。 ・ 食あたり 腐っている食品を食べてしまい、激しい胃の痛みを感じるとみぞおちに現れることがあります。 食あたりについては、の記事を参考にしてください。 ・ 自律神経の乱れ 日々のストレスの積み重ねによって、自律神経のバランスが崩れると痛みが発生する場合があります。 また、エアコンや暖房での温度差による身体的ストレスでも、胃や十二指腸の動きを任されている自律神経を乱す可能性があります。 これが乱れてしまうと胃酸などの分泌液を大量に発生させてしまい粘膜を傷つけます。 疾患が原因 痛みだけでは判断出来ませんが、みぞおちに痛みが現れる疾患を紹介します。 ・ 急性胃炎 暴飲暴食、ウイルス、食中毒、アレルギーなどにより胃の粘膜が荒れてしまい、みぞおちが痛むことがあります。 酷いものだと嘔吐、下痢、吐血などの症状も現れます。 ・ 神経性胃炎 日常的なストレスや睡眠不足などにより、自律神経のバランスを崩し起こる疾患。 胃酸が大量に分泌され粘膜が荒れてしまい痛みを感じます。 ・ 心筋梗塞 心臓の筋肉に血液を送っている冠動脈が異常に狭くなり、血栓(血液が凝固したもの)がその血管を塞ぎ血流が止まってしまう病気です。 心筋の一部が壊れてしまうと死に至る場合もある。 急にみぞおちや胸に激しい痛みがあり大量に冷や汗をかきます。 心筋梗塞は、を参考にしてください。 ・ 胃潰瘍 胃の中の物を消化する為に胃酸などを分泌しますが、一定量を超えた分泌により体の中の皮膚や粘膜が傷付き、それが悪化すると穴が開いてしまいます。 これを潰瘍と呼びます。 これが胃に出来ることによって胃潰瘍になります。 主にピロリ菌や非ステロイド性消炎鎮痛剤が原因です。 胃潰瘍は、を読んでおきましょう。 ・ 十二指腸潰瘍 胃潰瘍の十二指腸版です。 十二指腸潰瘍についてはこちらの記事を参考にしてみてください。 ・ 膵炎 膵炎は中高年の男性に多い病気です。 膵臓は食べ物の消化に必要な酵素を分泌する器官です。 正常に稼働しているときは酵素が膵臓自体を消化しないように気を付けて働いていますが、アルコールの過剰摂取などにより膵臓に浮腫みや出血などの炎症が起こります。 そうなってしまうと、悪影響を及ぼす物質が大量に分泌され血液中に流れ込み、心臓・肝臓・腎臓・肺・消化器官などに障害を与えてしまいます。 痛みが激しく、背中に突き抜けるほどの痛みになることもあります。 その他に嘔吐、発熱などの症状も現れます。 ・ 胆石症 食事で摂取した脂肪やビタミンの消化と吸収を助ける消化液を胆汁と言います。 これは肝臓で作られます。 この胆汁が通る道を胆道と呼び、肝内胆管、肝外胆管、胆嚢(たんのう)に分けられています。 胆汁が何らかの原因で固まって、胆嚢や胆嚢管に胆石が出来てしまうと激しい痛みがみぞおちに現れます。 特徴的なのが、右肩に響くような痛みが出ます。 更に発熱・吐き気・嘔吐の症状も現れます。 みぞおちのしこりについて みぞおちにしこりが発生している場合は、 「剣状突起」「肝臓癌」「胃の機能異常」の可能性が高いです。 しこりの確認方法としては、息を思いっきり吐いた状態で光を当てるとぷくっと膨らんでいるのが確認できます。 また触った感覚で皮膚の隆起が起こっていることも触診で観測できます。 それぞれのしこりの原因についてどの様な病気なのかを確認していきましょう。 剣状突起とは? 剣状突起は 誰にでもあるみぞおちのしこりです。 病気でも何でもありません。 みぞおちの上に存在する肋骨は中心線で交わっていて、その真ん中には「胸骨」という縦に長い骨があり、下先端に軟骨が付いています。 これが剣状突起と呼ばれている部分です。 普段触る事のない部分ですが、ふとした瞬間に触り突起物を発見して何かの腫瘍だと勘違いして慌てる人もいますがそんなに心配することはありません。 基本的には生まれつきのものなので、小さな頃から軟骨部分が飛び出てしこりの様な状態になってしまっている事が多いでしょう。 また成長の過程でも稀にこのしこりが若干突出してきているように感じることはあるでしょう。 成長期の頃はこの剣状突起は軟骨状になっていて、成長に伴う骨の変化に対応できるようになっていますが、成長が止まり成人になれば、骨化します。 人によっては骨化が遅れることもあり、軟骨の状態のままの場合もあります。 あまり気にしすぎて触りすぎてしまうと折れてしまったり、痛みを発生させてしまうこともありますので触りすぎないようにしましょう。 肝臓癌 肝臓は体の中で一番大きな臓器です。 「沈黙の臓器」と言われていて、何か病気になっていても症状が出にくく気付いた時には末期の場合が多いです。 初期症状の場合ではみぞおちにしこりは確認されません。 症状が進行し、上腹部の違和感と共にしこりが出来ることがあります。 しこりの症状が現れている原因が肝臓がんであった場合は既に手の施し用の無いほどに悪化してしまっている場合がほとんどです。 がんの進行により、肝臓に腫れが発生し外側に腫れている場合は内臓(腹部)の圧迫感とともにしこりが発生します。 しこりは押すと痛みを発し、背中方向にも痛みが感じられるようになります。 同時に発生する可能性のある症状には、黄疸、吐血、体重の減少、むくみが発生します。 更に重症化が進むと腹部に血が溜まっていき、意識の混沌や障害が発生し、脳に影響が発生する場合もあります。 早期に発見されれば治療が可能な病気が肝臓がんですので、リンパにがん細胞が転移してしまう前に治療を開始したい病気になります。 1年ごとの健康診断での病気の発見で進行を予防できますので健康診断を定期的に行うようにしましょう。 胃の機能異常(胃炎、食べ過ぎ、スキルス性胃がん) 食べ過ぎたり、胃の消化不良などで胃に異常が発生してしまっている場合は胃が下に下がってしまい、それにより丁度みぞおちの部分に胃が来てしまい、しこりの様に膨らみを感じることがあるでしょう。 膨満感などが発生していたり、胃に違和感やムカツキなどの症状が発生している場合には食べ過ぎが原因である可能性があります。 食欲不振や疲れやすい、体調不良などが発生している場合は胃炎が引き起こっているかもしれません。 スキルス性胃がんはがんの細胞が一箇所に固まらず、全体に染み渡るように侵食し最終的には胃の全体がガン化してしまう病気です。 しこりなどが発生した場合は痛みが発生し、空腹時には特に痛みや胃の違和感の症状が強くなる傾向があります。 胃がんの多くの原因はピロリ菌が多く関係している事がわかっていますが、スキルス性胃がんはピロリ菌との関係性は少ないと言われています。 スキルス性胃がんは日本などのアジア圏に特に多い症状になります。 スキルス性胃がんで発生しているしこりは動く特徴があるのでこの特徴があり、痛みが発生している場合は胃に異常が発生している可能性がありますので注意しましょう。 原因は、塩分の多い食事や、刺激の強い食事、タバコ、飲酒、遺伝などが関係していると言われています。 20〜40代の若い女性にも発生しやすい病気になります。 消化器科などを受診して治療を行っていきましょう。 肝臓がんについて詳しく もしも肝臓がんであった場合とても怖いですよね。 しこりだけで判断することはできないので、他にも症状を確認してみましょう。 肝臓がん原因 肝臓がんを患っている役9割は他の臓器から転移した「転移性肝臓癌」です。 他1割の「原発性肝臓がん」の主な原因は下記のとおりです。 ・B型、C型肝炎ウイルスの感染 肝炎ウイルスはA・B・C・D・E・F・G型があり、その中でも肝臓癌になりやすいのはBとCです。 輸血や性交渉や出産などの、血液や体液が接触する場面で感染します。 ・慢性肝炎 肝臓が炎症を起こしている状態を肝炎と言います。 それが長期間に渡って繰り返し起きることを慢性肝炎と言います。 原因は肝炎ウイルスの感染が8割を占めています。 ・肝硬変 肝炎が悪化し、肝臓を作っている肝細胞が減少してしまい肝機能が低下すると肝硬変になります。 経度の物だと肝硬変は自覚症状がほとんどなく、血液性化学検査にも異常を示しません。 肝機能障害が進行してくると、「倦怠感」「脱力感」「尿の色が濃くなる」などの症状が出てきます。 しかしこれは、肝硬変特徴的な症状ではありません。 ・飲酒 長期間に渡りアルコールの過剰摂取を続けると肝臓の解毒作用と分解作用に負担をかけてしまい、癌の発生を高めてしまいます。 ・タバコ タバコじゃ肝臓だけでなく、他の臓器にも影響を及ぼす危険な物です。 タバコの煙には数十種類もの発癌性物質が含まれていて、血液中に溶けたその物質が肝臓癌の発生を高めてしまいます。 肝臓がんの症状 なぜ沈黙の臓器と呼ばれるほど症状が出にくいのかと言うと、肝臓は厚くて重みのある臓器です。 その中に微々たる腫瘍が出来ても肝機能にはなんら影響か出ず、症状が現れないのです。 肝臓は幹細胞の半分以上を破壊されても、他の細胞がカバーをして肝機能を維持してくれます。 嬉しい機能ですが、病気になっている場合には厄介なものです。 腫瘍が大きくなるといくら大きい臓器であってもさすがに機能に影響を来たし、症状が現れ始めます。 が、この頃には末期癌になっているケースがほとんどです。 これらはストレスや風邪などでも現れる症状なので、肝臓癌を疑う人などいないでしょう。 肝臓の解毒作用が動かなくなると毒素が脳まで浸食され、昏睡状態にもなります。 早期発見の為に 肝臓癌は実は前触れがあります。 肝炎ウイルスに感染して急性肝炎や慢性肝炎や肝硬変を経て癌になります。 そこからゆっくり進行して癌になるケースがほとんどです。 なので、肝炎ウイルスを1度は検査しましょう。 肝炎ウイルスの感染が確認された場合は癌へのリスクが高くなりますので、医師の指示に従い治療を受けて下さい。 みぞおちの痛みの予防と対処法 しこりが発生してしまった場合の予防方法と対策について紹介します。 予防 一番大切なのは規則正しい生活を送るという事です。 毎日バラバラの時間に食事をしたり、1日1食など、食事リズムが崩れると胃腸に影響を与えてしまいます。 3食同じ時間に食べ、食べ過ぎないように心がけて下さい。 アルコールは摂取しすぎず、休肝日を作るようにしましょう。 食べ物の管理にも気を付けて下さい。 6~9月は気温と湿度が高く、菌の繁栄が増加する時期です。 食品は必ず冷蔵庫で保存し、使用したまな板や包丁などは清潔にするようにしましょう。 ピロリ菌の駆除 胃がんに問題を引き起こさないために予め、20歳を超えたタイミングでピロリ菌の検査を受けて、もしピロリ菌に感染してしまっている場合は駆除を早い段階で行うことが重要になります。 胃がんの発生原因の15%はピロリ菌だと言われています。 なのでピロリ菌を早めに駆除していることで胃がんの発生を回避する事が出来ると言われています。 自分で郵送で自宅で調べられる検査キットなどもありますのでそれらを利用しながら駆除を行っていきましょう。 痛みの対処法• 市販の薬を服用• 病院で診察• 日常生活の見直し などの方法がります。 食生活を見直したり、しこりが発生指してしまう原因となる食事法や禁煙、飲酒を控えるなどの事を行い、みぞおち付近に位置する臓器、胃や肝臓などの負担を減らすように心がけることが重要でしょう。 市販薬での対応ではニキビや虫刺されなどのしこりの場合はアクネ菌に対応した軟膏やビタミン剤、抗炎症剤などの薬を使用して対策していきましょう。 痛みが発生している場合は特に原因を明確に突き止めないと対策法を打つことが出来ないので、病院でしっかり検査するようにしましょう。

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