ゲリラ 豪雨 予報。 ゲリラ豪雨

ゲリラ雷雨防衛隊の活動

ゲリラ 豪雨 予報

近年、夏になると、都市型の大雨が降るようになり、テレビや新聞で「ゲリラ豪雨」という表現が使われるようになってきました。 「ゲリラ豪雨」には雨量や雨の強さなどに、明確な定義があるのでしょうか?• 気象庁では、「ゲリラ豪雨」という言葉は使わない! 新聞やテレビでは、突発的で局地的に激しい雨や落雷をもたらす雨を「ゲリラ豪雨」と表現することがあります。 ところが、気象庁の天気予報では、「ゲリラ豪雨」という用語は使いません。 むしろ、使用を控えています。 近い言葉を探すと、「局地的大雨」「集中豪雨」などと言い換えることができます。 単独の積乱雲が発達することによって起き、大雨や洪水の警報が発表される状態でなくても、急な強い雨によって河川や水路が短時間で増水することがある。 集中豪雨 同じような場所で数時間にわたり強く降り、100㎜から数百㎜の雨量をもたらす雨。 『ウェザーニューズ』では、「ゲリラ豪雨」を次のように定義しています。 また、限られた数しか設置されていないアメダスでは、すべての降雨を正確に観測することは困難です。 ただし、あくまで便宜上の呼び方であって、雨量や雨の強さに明確な定義はありません。 ゲリラ豪雨の計測が難しい理由 天気予報で用いられる雨量の計測には、「アメダス」という気象観測システムが使われています。 アメダスは1974年から運用されている機械で、降水量・風向・風速・積雪の深さなどを自動で計測することができます。 全国におよそ1,300か所あります。 ひとつの観測地点と別の観測地点は、平均で17キロメートル離れています。 ここに、雨量計測の盲点があります。 つまり、17キロ四方より狭い範囲で局地的な大雨が降った場合、正確に計測できないのです。 アメダスで「雨量ゼロ」と記録されても、すぐ近くでどしゃ降りが降っている可能性もあるのです。 「ゲリラ豪雨」が発生する原因と仕組み 集中豪雨の原因 夏のように気温が高く日差しが強い状態が続くと、地面が熱せられて、地表近くの空気が暖められます。 温かい空気は軽いため、上昇しやすい性質をもっています。 温かく湿った空気は、大量に水蒸気を含みながら上昇。 空気の上昇速度が通常より早い(毎秒・数メートルから十数メートル)と、 積乱雲にまで変化します。 ご存知のように、高度が上がれば上がるほど気温は低くなります。 上昇した積乱雲は、上空で冷たい空気に冷やされます。 すると、雲の中に水滴がたくさん発生します。 この状態で温かく湿った空気が吹きこむと、さらに雲の中に大量の水がたくわえられることになります。 やがてそれが支えきれなくなると、一気に雨となって降り注ぐのです。 大気が不安定になり、雷をともなった激しい雨が降ると、強烈なゲリラ豪雨をもたらしやすくなります。 雷雨の発生には、2つの条件が必要となります。 大気の層の下方が湿っていて、 対流不安定の状態であること• 空気層を上空に持ち上げる強力な力がはたらくこと 「対流不安定」とは、上空が乾燥していて、地上の空気が湿っているときに陥りやすい状態です。 ポイントは、 乾燥した空気と 湿った空気とでは、上昇した時に気温の下がり具合が異なる、ということ。 たとえば、地表近くに、A層(上方の空気:乾燥している)とB層(下方の空気:湿っている)という空気の層がある仮定します。 これが上空で寒暖の差を生み、大気が不安定な状態となります。 雷雨が発生しやすくなるのです。 また、とくに東京都などの人口密集地帯では、アスファルトや人工排熱により、地表に熱がこもりやすくなります。 このため、空気の上層と下層で気温の差が大きくなり、空気が「対流」しやすくなります。 都市部にゲリラ豪雨が発生しやすい理由です。 雨量と降り方 気象庁では、雨の強さと降り方の指針をホームページで発表しています。 下記の表の「時間雨量」とは1時間に降る雨の量のことです。 気象庁による雨の強さと雨量の指針 時間雨量 予報用語 人の感じ方 災害発生状況 10~20㎜ やや強い雨 ザーザー 長く続いた場合は注意 20~30㎜ 強い雨 どしゃ振り 下水や小さな川があふれ、小規模のがけ崩れが起こる 30~50㎜ 激しい雨 バケツをひっくり返したような雨 山崩れ・がけ崩れが起きやすくなり、危険地帯では避難準備が必要。 都市では下水管から雨水があふれる 50~80㎜ 非常に激しい雨 滝のようにゴーゴーと降る 都市では地下街に雨水が流れこむ場合あり。 マンホールから水が噴出。 土石流が起こりやすい 80~ 猛烈な雨 圧迫感があり、恐怖を感じる 大規模災害が発生する恐れがあり、厳重な警戒が必要 30ミリを越えると、道路が川のようになり、歩くのも困難になります。 高速道路を運転中、車輪と路面のあいだに水の膜が生じ、ブレーキが効きづらくなるのも30ミリを越えたあたりからです。 時間雨量50ミリを越えると、傘はまったく役に立たず、車の運転も危険な状態になります。 もちろん、この表はあくまで目安であり、地形の違い・降り始めからの総雨量によっても被害のようすは変わってきます。 entafukuzou.

次の

ゲリラ豪雨

ゲリラ 豪雨 予報

正式な気象用語ではなく、などで主に集中豪雨の代わりとして使われている言葉。 大気の状態不安定により突発的に起こる局地的な大雨をゲリラ豪雨と呼んでいることが多い。 2008年の例では、兵庫県神戸市の都賀川の急速な増水で5人が死亡するなど多くの被害が発生した7月27~29日の中国・近畿・北陸・東北地方を中心とした大雨。 東京都豊島区で下水道工事中の作業員がマンホール内で流され5人が死亡する被害のあった、8月4~9日の関東甲信・東海・近畿・四国・九州地方を中心とした大雨。 愛知県で2人が死亡、東京都八王子市で脱線事故が起きたほか、1万棟を超す浸水被害を出した8月26~31日の東海・関東・中国および東北地方を中心とした大雨などがある。 なお、気象庁は、8月26~31日の記録的な大雨を「平成20年8月末豪雨」と命名した。 発生のメカニズムとしては、上空に入った冷たい空気と上昇した地表付近の湿った暖かい空気が混ざることでが発達し、大気の状態が不安定になり局地的な大雨をもたらす。 例年と違うのは1時間当たりの降で、に集中的に降るのが特徴。 「平成20年8月末豪雨」では、愛知県岡崎市で29日の1が観測史上1位を更新する146ミリに達するなど、1時間雨量の記録を更新した地点が20カ所を超えた。 また、同じ原因にもとづく大雨が1日や2日で終わらず、長く続くことも特徴と言える。 気象庁では、08年度中に局地的な大雨に関する防災気象情報の利用促進のためのガイドラインを作成するほか、10年度からなどの激しいや雷、短時間強雨の危険性の高い領域を分布図形式で表し、10分ごとに提供する「突風等短時間予測情報 仮称 」を開始。 局地的な大雨に関する予測技術を高めていく方針。 桑野優子 フリーライター / 2008年 出典 株 朝日新聞出版発行「知恵蔵」 知恵蔵について の解説 突発的に発生し、局地的に限られた地域に降る激しい豪雨のこと。 長くても1時間程度しか続かず、豪雨の降る範囲は広くても10キロメートル四方くらいと狭い局地的大雨。 このため、前線や低気圧、台風などに伴う集中豪雨に比べると、ゲリラ豪雨は事前に予測することがむずかしい。 豪雨で都市の中小河川が急に増水して洪水や浸水をもたらしたり、崖 がけ 崩れや土石流などの災害の発生するようすが、小部隊で奇襲をかけ夜襲や待ち伏せなどによる変則的な戦闘を主とするゲリラに似ていることから、気象界では1960年代からゲリラ豪雨という呼称が使われていた。 ゲリラ豪雨は、新しい積乱雲が次々に派生的に群発しているようなときに降る。 積乱雲は地面付近の気温が上昇して上空に寒気が流れ込むと発生しやすいが、都市のヒートアイランド現象や高層ビル群による風向きの変化がゲリラ豪雨をおこりやすくしているという研究もある。 ゲリラ豪雨のほかにゲリラ雷雨やゲリラ雪という呼称もある。 なお、ゲリラ豪雨という用語についての学術的な定義はなく、気象庁はゲリラ豪雨を予報用語としては使っていない。

次の

ゲリラ豪雨の前兆とは?予報は?集中豪雨、夕立と違い、時期や時間帯

ゲリラ 豪雨 予報

「ゲリラ雷雨アラーム」は、ユーザーの現在地でゲリラ豪雨発生の危険性がある場合に、事前に PUSH通知でお知らせするサービスです。 これまでの実績で、予測困難なゲリラ豪雨を 90%予測し、全国平均で 59分前に通知することができています。 今夏のゲリラ豪雨の発生回数は昨年並の予想ですが、 8月上旬~中旬に全体の約 8割が集中的に発生するとみています。 花火大会の開催ピークやお盆休みにあたり、お出かけや帰省への影響が心配されます。 ゲリラ豪雨への対策としてぜひご活用ください。 「ゲリラ雷雨防衛隊」は、 6. 2万人( 2018年実績)の隊員による現地からの怪しい雲や風などの報告と観測データとを組み合わせることによって、従来の技術では予測が困難とされるゲリラ豪雨の発生を予測し、いち早く共有・周知する取り組みです。 ウェザーニューズは、隊員と協力して、今年も局地的かつ突発的な激しい雨や落雷による被害を最小限に抑えられるよう努めてまいります。 これまでの実績で、全国平均で 59分前にゲリラ豪雨発生の危険を通知し、 90%予測することができています。 激しい雨や落雷をもたらすゲリラ豪雨発生前の避難や対策にお役立てください。 なお、「ゲリラ雷雨アラーム」は、スマホアプリ「ウェザーニュース」の「ゲリラ雷雨 Ch. 」、もしくはメニュー内の「お天気アラーム」からご登録いただけます。 ウェザーニューズでは、独自の AI技術を活用した、降水分布を高解像度で解析・予測する、短時間予報解析モデルを開発し、スマホアプリ「ウェザーニュース」の「雨雲レーダー」に導入しています。 一般的な雨雲レーダーよりも細かく雨雲の動きを予測し、表示できるため、ゲリラ豪雨のような局地的な雨の強さや継続時間などを詳細に確認することができます。 防衛隊の活動は、隊員から寄せられる怪しい雲の報告リポートを元に、ゲリラ豪雨の前兆をいち早く捉え、予報に活かすというもので、具体的には以下のステップがあります。 ( 3 本部にて隊員から届く雲のリポートを分析し、レーダーや衛星画像など各種気象観測データおよび独自アルゴリズムなどを組み合わせて解析します。 ( 4) 本部がゲリラ豪雨発生の可能性が高まったと判断した場合は、「ゲリラ雷雨アラーム」登録者に対してゲリラ豪雨発生を事前にお知らせます。 隊員の報告は、まだ雨雲レーダーに映らない段階から雲を捉えることができるため、ゲリラ豪雨予想に非常に有効な手だてなのです。 ウェザーニューズは、今年も隊員と力を合わせて、従来の技術では予測が困難とされているゲリラ豪雨の予報に挑戦し、「ゲリラ雷雨アラーム」を通じて、被害を最小限に抑えられるよう努めてまいります。

次の